2006/04/11

《● 2.風景》東京ツアーから帰還

お久しぶりです。
ようやく東京での事務所探しもひと段落しました。
と思ったのもつかの間…
自分的には最新の注意を払っていたつもり
だったのですが、判断をまちがえました…


昨晩、今妊娠8ヶ月目となりそうな妻が切迫流産(流れてはいません)で緊急入院することに…。先週東京に行っていた時は一日に数回だけおなかが張るといった程度だったのですが(この時点で知るべきだった)昨日になって、2~3分に一度のペースでおなかが張るようになってしまい、さすがにこれは異常だと思い病院に駆け込むと「こんなになるまで…」と叱責されてしまいました。


いまは本当に反省の一言です。
おなかが張るとは、私たちが例えば今おなかを人差し指でつっつくと「ぷにゅ」っとします。しかし張る状態とは、腹筋に力を入れているような硬さになることを言います。つまり、2~3分を交互に腹筋に力をいれていないにも関わらず無意識的にやわらかくなったり硬くなったりを繰り返します。今回これでもし急患に入らず、朝まで待っていたりしたら、最悪破水した可能性が高かったといわれました。陣痛前の症状がこんなに早くでるのはもう一刻の猶予もないとも…。
しかも昨日は午前中に定期検診があり、順調ですといわれていたとはいえ、子どもの体重はまだ1200グラム程度。このまま流産してもまだまだ子どもは未熟すぎ、自力で生きられないことは当然ながら、発育上の疾患どこかに起こってくる可能性もあったのですよといわれました…。
原因として考えられるものとして、先生との問診のなかで指摘されたことを言うと、


1)・車に乗って移動しすぎた
(物件さがし、観光、地元に帰ってきてから用足しに自分で運転)
※先生に「早産しようとしているようなものだ!」と強く言われました…


2)・電車に揺られておなかに振動を与えすぎた
(ちょっとした移動ですべて電車を使い、たまに座らせてもらえたとはいえほとんど立ったりしていた。もちろんこんなんだろうなと、結果を予測し同伴させた私にも責任はありますが…)

※山手線はマジにマナー最悪です。優先席で目の前におなかを大きくして立っている妊婦がいても、寝ている新入社員か音楽をガンガンかけてシカトかましているネーちゃんか、そんなに年食っていないはずなのに(バーコードには年季を感じたが…)「オレはゆずらねぇ」見たいに怖いガンをくれる40後半な管理職?(クチュールなスカーフがお似合いでしたな)。ましてやこれらを肯定するなんていうスタンスは僕は絶対に許せませんし、議論で負けることもないでしょう。また自分に都合がいい論理だけを採用する弱さと幼さの同居する、人の温かみを持たないかわいそうで惜しい人だ…あるいは理解力の乏しい人と同情し、また心の奥底で距離を置くのでしょう。


とりあえず、この2つが主な原因だということ。
自分のふがいなさと社会への影響力のなさを悔しく思うと同時に、具体的なアイディアもひとついただいた。この先10年になるか15年になるかはわかりませんが、いずれ直接・間接な形でよりよいバランスをとれるようになればよいかと思います。


見えないものが、見えるようになるとき人は人を区別するようになる。

傲慢になるか謙虚になるかは人次第としても
人生の通過点として、とりあえず今私はその局面にさしかかろうとしているようです。

悔しさをむねに。


まず今は妻を見守ることをがんばります。