2006/03/24

《○ 2.直前》住居兼か事務所のみか

さて第二章!
5月の起業にむけて走らなければ!
がんばります!


さて、今賃貸物件を探しているのだが、事業開始当初はやはり体力も低空飛行なはずだ。事務所を持つ事は打ち合わせ始め様々な用途として考えられ有利ではあるが、無駄な支出を減らしサービスの品質向上に取り組んだ方が事務所を持つよりも自宅兼務が効率的と判断した。


早速不動産管理会社さんに物件の状況を聞くために電話をしてみた。
入居後、登記する場合でも契約可能ですか?と質問すると、
大抵は、少し鈍い返事が返ってきた。
「迷惑をかけないよう配慮するからいいじゃないか」
と思ってしまいそうだが、理由を聞いてみて納得した。
どうやら登記自体にその家主さんにかかる迷惑などはほとんどないというのだ。
しかし、問題はその業態にある。


例えば、一日中運送会社のトラックが行き来されたり、知らない人が出たり入ったりするような環境を好まない家主さんは「はいどうぞ」とはいかない訳だ。つまり家主にはそこに暮らすすべての住民に対して快適な空間を提供しその対価をうけとっているという責任があるからだ。
商品を陳列して売るようなお店や、美容院などの不特定多数の人間が多数外来するもの、あるいは商品の倉庫番がわりの利用をするような業態の場合、家主にとっては迷惑になってしまう。「私のところは静かだし、お客さんもほとんどきませんから大丈夫です!なんて事を言われても、家主がどう判断するかにかかってきて、ちょっと二の足を踏んでしまうといった現状があるのだ。


不動産管理会社さんはこれによる様々な問題を把握しているから、よくインターネットでみかける不動産サイトなどでは、「住居物件」と「事務所」といったようにカテゴリのすみ分けをしている訳だ。



弊社はちょうど孤独との戦いに近いサービス追求企業であるため、まだ家主さんにはなから毛嫌いされることもないという。ただ、やはりWEB中心の業態であるので、電力やインフラの圧迫は検討しなくてはならない。住宅の皆さまに嫌がられるような事は結果として事態の深刻さを招く。


よく考えなくてはなぁ…