2006/03/01

《○ 1.準備》知と知が集まる

沢山の人が一生懸命にウェブサイトを立ち上げ、インターネット上に知識が集積していた時期があった。そしてその知識をまとめるものが現れ始めた。それらはやがてインターネット世界の巨頭として君臨する。時代の全ての軸を提供し、新しい技術はその周辺で育ってゆく…。
効率的に自分のウェブサイトを立ち上げられるシステムから、知識を効率的に持ち寄れるものまでが自由に提供され、そして限られたユーザーにだけが見られるコンテンツ世界の樹立といったフェーズに移行している。


僕のやろうとしている事はこれらの流れに逆行するものでも、パラダイムでもないだろう。しかし、もしセカンドディケイドというものの存在を確実のもとしてとらえるならば、ある意味においては次につながるものへのアイディアとして考えても決して間違いではない。


知恵や知識は人として生まれたものの財産だ。これらは例えば、最初は家族内で共有され、やがて近所や友達へ、そしてその地域全体へ波及し、全国へ、世界へ広がってゆくといったように波紋してゆく。その波紋が複数発生しぶつかりそこで波長が高まる時、ビジネスのチャンスがあると考えている。


次の時代の巨人はもっと自由で誰もが共有するものなのかもしれない。
朝起きて、夜寝るまで、これといった労力をせずに目的の要求を解決してくれるものがあるとすればそれはインターネットという物理的な接点は必要なくなるだろう。パラダイムを期待はしないが、いずれそれがある糸口になる事を皆さんは覚えておいてほしい。