2006/02/06

《○ 1.準備》開業資金

開業資金を集めるのはやはり大変だ。
しかし、僕はなぜか楽観的だ。
でもこれはあきらめとはちょっと違う。
どちらかと言うと、防衛本能か。


国民金融公庫にもお世話になりたいとは思っているが、なにせ自分に力がない。
仮に企画が黄金クラスに良くても力がない。
思い悩んでもしょうがない。
まず、今日「国民金融公庫東京相談センター」に電話してみた。

借りるにしても僕が見積もっている金額はなかなかもって起業家の平均準備資金よりも上回る。そのため、保証人やら担保やら難しくもプレッシャを感じずにはいられない単語が並ぶ。
しかしとても親切に応対してもらえたおかげで希望が出てきた。
無理そうなことだから、波瀾万丈人生がどうも楽しそうだと思わなくてはやってはいられない。


きっと大変な日々がまっているのだろう。


学生時代の貧困を思い出す。
一束25円の乾麺のソバと醤油しか無くて、どうしてこんなに貧しいのかと思った事があった。
そして自分はもう十分苦労をしたと思っていた時もあった。
しかしそれは甘えであったと思う。そして母は、


「僕の苦労は守られた苦労だから、もっと苦労しなくてはだめ。苦労の中で手に入れる“生き抜く知恵”や“人の痛みを知る事”がまだまだ足りない。」と言う。
そして、最後に決まって「まだまだ若いんだ」と言う。


悔しく思いながらも、
残念ながらまったくその通りだと思う。
僕は今きっと自分自身を成長させる上で、とても重要なきっかけを手に入れようとしているのだろうと思う。怖さが無いと言えば嘘になる。しかし
苦労だ大変だなどとは考えるべきではない。


ライバルは多い。
僕よりも遥かに優れたアイディアやチャンスがある人も大勢いるだろう。
でも、進む。
楽観的な気持ちを
自分の信念と夢を信じてゆっくりでも確実に進もうと思う。