2006/02/02

《○ 1.準備》失敗しない資金の考え方

「インターネットは情報の宝庫とはよく言ったものだ」なんていつの時代の人の台詞だといわれそうですが…本当にそう実感する。
このブログの提供グループ主のGoogleの提供する検索システム、国のすすめる情報の共有、ライブドアショックのキーのデイトレーダーで一躍日の目を浴びた金融情報、欲しい商品と欲しがる人をつなげるウェブサイト…。あげるときりがないが、とにかく高度な情報管理が成功の鍵であるのは確かだと思う。


日々起業の準備をしながら、他にもたくさんの事業の種を探したり、将来の展望を予測したりしながら暮らしていると。情報が全てだという事がわかる。人は目先の事や、近くの事を考えるのはさした事ではない。でもこのセンスを手に入れることで、もう一段グレードを上げられる。それは私は俯瞰力だと思う。


今資金調達、投資先にめどを立て始めている。今住んでいる盛岡(岩手)での計画と、上京後(東京など)の計画を立てていると、広く物事を見通し、冷静に判断を下せる環境を維持できるようこのお金を無駄にしないようにしなくてはならないという使命感と緊張感が顔をこわばらせる。


先日読んだ「堀場雅夫の社長学」という本になるほどと思える事が書いてあった。


資金に対する心構えのなかでも、一番大切なのは、事業がテイクオフするまでの資金総額がどれくらい必要かを認識する事だ。日本ではベンチャーを一回失敗したらほとんど再起できないという最大の理由は、この認識が欠けていることにある。というのは、アメリカのベンチャーのように必要資金を最初に資本で十分に積まないことには、本来、ベンチャーはうまくいかないからである
…「堀場雅夫の社長学より」


未来のリスクを仮定だけではなく、しっかりマネジメントするのも経営者としての責任の一つだろうと思う。信念と情熱を折らないよう、夢と現実をうまく組み合わせてゆけるよう前向きに取り組みたい。